東京都青梅市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
青梅市の財政の大きな特徴は、同じ規模の市と比べて借金が少なく、貯金が多いことです。住民1人あたりの借金は21.1万円で、中央値の31.4万円より大幅に少なく、過去9年間で25.0万円から21.1万円へ減らしています。一方、貯金にあたる基金は12.7万円で中央値の10.4万円を上回り、特に財政調整基金は標準財政規模の32.4%と、中央値の15.8%の2倍以上となっています。毎年決まって出ていくお金の割合を示す経常収支比率は98.7%で、中央値の93.8%より高く、やや硬直した予算構造になっていますが、福祉に力を入れており、住民1人あたりの民生費は23.5万円で中央値の19.6万円を上回っています。1年間に使ったお金(歳出)
628億円
住民1人あたり 48.6万円
借金の残高(地方債)
273億円
1人あたり 21.1万円
貯金の残高(基金)
165億円
1人あたり 12.7万円
財政力指数
0.78
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
財政力指数同規模より良い
0.78
全国 236位/1718・県内 20位/39(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より注意
98.7%
全国 1630位/1741・県内 60位/62(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
21.1万円
全国 151位/1741・県内 43位/62(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
12.7万円
全国 1298位/1741・県内 43位/62(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
44.7%
全国 506位/1741・県内 28位/62(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
32.4%
全国 570位/1718・県内 12位/39(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 649億円・1人あたり 50.3万円
地方税 30.4%地方譲与税・交付金 8.8%地方交付税 9.0%国の補助金 20.7%県の補助金 14.1%借金(地方債) 2.7%寄附金 0.1%その他 14.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 198億円 | 15.3万円 | 30.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 56.8億円 | 4.4万円 | 8.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 58.7億円 | 4.5万円 | 9.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 134億円 | 10.4万円 | 20.7% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 91.6億円 | 7.1万円 | 14.1% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 17.3億円 | 1.3万円 | 2.7% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 5,623万円 | 436円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 92.1億円 | 7.1万円 | 14.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
4,603万円
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地方税の内訳:個人住民税 72.3億円、法人住民税 10.1億円、固定資産税 87.0億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
役所の運営(総務費)
6.3万円
教育
5.6万円
健康・ごみ(衛生費)
4.7万円
道路・まちづくり(土木費)
3.8万円
借金の返済(公債費)
2.4万円
消防・救急
1.5万円
商工・観光
3,446円
議会
3,370円
農林水産業
2,627円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 303億円 | 23.5万円 | 19.6万円 | 48.2% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 81.2億円 | 6.3万円 | 5.8万円 | 12.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 72.3億円 | 5.6万円 | 5.7万円 | 11.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 60.2億円 | 4.7万円 | 3.8万円 | 9.6% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 49.1億円 | 3.8万円 | 4.3万円 | 7.8% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 30.7億円 | 2.4万円 | 3.3万円 | 4.9% |
| 消防・救急 | 19.0億円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 3.0% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 4.4億円 | 3,446円 | 0.8万円 | 0.7% |
| 議会 | 4.4億円 | 3,370円 | 0.3万円 | 0.7% |
| 農林水産業 | 3.4億円 | 2,627円 | 0.6万円 | 0.5% |
| 災害の復旧 | 3,433万円 | 266円 | 0.0万円 | 0.1% |
| 労働 | 1,072万円 | 83円 | 0.1万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
111億円
1人あたり 8.6万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
41.4億円
1人あたり 3.2万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
97.7億円
1人あたり 7.6万円(中央値 6.3万円)
生活保護
52.6億円
1人あたり 4.1万円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 51.0% が義務的経費です。
人件費
5.9万円
扶助費
17万円
公債費
2.4万円
物件費
7.1万円
補助費等
6.1万円
建設事業費
3.8万円
繰出金
4.2万円
積立金
2.1万円
維持補修費
3,069円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 129,105 | 628億円 | 273億円 | 165億円 | 0.78 | 98.7% | — |
| 令和5年度 | 129,468 | 610億円 | 285億円 | 156億円 | 0.78 | 99.1% | — |
| 令和4年度 | 130,274 | 590億円 | 307億円 | 127億円 | 0.80 | 93.3% | — |
| 令和3年度 | 131,124 | 586億円 | 325億円 | 109億円 | 0.82 | 93.1% | — |
| 令和2年度 | 132,145 | 666億円 | 334億円 | 78.1億円 | 0.85 | 99.1% | — |
| 令和元年度 | 133,032 | 510億円 | 336億円 | 67.7億円 | 0.86 | 100.2% | — |
| 平成30年度 | 134,086 | 505億円 | 341億円 | 68.7億円 | 0.87 | 99.6% | — |
| 平成29年度 | 135,248 | 486億円 | 334億円 | 63.5億円 | 0.88 | 98.7% | — |
| 平成28年度 | 135,986 | 491億円 | 337億円 | 59.3億円 | 0.88 | 100.1% | — |
| 平成27年度 | 136,750 | 496億円 | 342億円 | 60.1億円 | 0.87 | 96.7% | — |
東京都の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。