東京都北区の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
北区の財政は、23区の中で自主財源(区が独自に確保する税収)が少ないことが最大の特徴です。住民1人あたりの地方税が9.2万円で中央値の12.3万円を大きく下回り、自主財源比率も30.8%と中央値36.3%より低くなっています。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は78.7%で中央値と同じ水準であり、歳出規模も1人あたり50.1万円で中央値50.8万円とほぼ同程度です。福祉分野では1人あたりの支出が26.4万円と中央値25.8万円をやや上回り、重点的に取り組む姿勢が見られます。借金は1人あたり7.2万円でやや多めですが、貯金も21.6万円確保しており、借金から貯金を差し引いた額がマイナス14.4万円と中央値のマイナス17.8万円より良好な状態です。1年間に使ったお金(歳出)
1,814億円
住民1人あたり 50.1万円
借金の残高(地方債)
259億円
1人あたり 7.2万円
貯金の残高(基金)
781億円
1人あたり 21.6万円
財政力指数
—
東京23区は算定されません
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
経常収支比率
78.7%
全国 83位/1741・県内 15位/62(低い順)
同じ規模の中央値 78.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
7.2万円
全国 32位/1741・県内 19位/62(低い順)
同じ規模の中央値 5.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
21.6万円
全国 989位/1741・県内 29位/62(高い順)
同じ規模の中央値 22.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
30.8%
全国 1207位/1741・県内 48位/62(高い順)
同じ規模の中央値 36.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
収入(歳入)の内訳 1,924億円・1人あたり 53.1万円
地方税 17.3%地方譲与税・交付金 40.6%国の補助金 16.9%県の補助金 10.5%借金(地方債) 1.3%寄附金 0.1%その他 13.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 333億円 | 9.2万円 | 17.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 781億円 | 21.6万円 | 40.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 324億円 | 9.0万円 | 16.9% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 202億円 | 5.6万円 | 10.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 24.2億円 | 6,689円 | 1.3% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.2億円 | 330円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 258億円 | 7.1万円 | 13.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3,419万円
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地方税の内訳:個人住民税 306億円、法人住民税 0円、固定資産税 0円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
26万円
教育
7.3万円
役所の運営(総務費)
5.9万円
道路・まちづくり(土木費)
4.6万円
健康・ごみ(衛生費)
3.6万円
借金の返済(公債費)
1.0万円
商工・観光
8,588円
消防・救急
3,046円
議会
2,122円
労働
312円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 955億円 | 26.4万円 | 25.8万円 | 52.7% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 264億円 | 7.3万円 | 7.4万円 | 14.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 213億円 | 5.9万円 | 6.3万円 | 11.7% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 166億円 | 4.6万円 | 4.0万円 | 9.1% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 129億円 | 3.6万円 | 3.9万円 | 7.1% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 36.8億円 | 1.0万円 | 0.5万円 | 2.0% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 31.1億円 | 8,588円 | 0.9万円 | 1.7% |
| 消防・救急 | 11.0億円 | 3,046円 | 0.4万円 | 0.6% |
| 議会 | 7.7億円 | 2,122円 | 0.2万円 | 0.4% |
| 労働 | 1.1億円 | 312円 | 0.1万円 | 0.1% |
| 農林水産業 | 0円 | 0円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
395億円
1人あたり 10.9万円(中央値 11.2万円)
高齢者(老人福祉費)
134億円
1人あたり 3.7万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
226億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.2万円)
生活保護
200億円
1人あたり 5.5万円(中央値 4.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 48.7% が義務的経費です。
人件費
7.3万円
扶助費
16万円
公債費
1.0万円
物件費
8.8万円
補助費等
3.4万円
建設事業費
6.2万円
繰出金
4.4万円
積立金
2.1万円
維持補修費
3,028円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 362,089 | 1,814億円 | 259億円 | 781億円 | — | 78.7% | — |
| 令和5年度 | 357,701 | 1,992億円 | 270億円 | 768億円 | — | 79.8% | — |
| 令和4年度 | 353,732 | 1,759億円 | 261億円 | 758億円 | — | 80.8% | — |
| 令和3年度 | 351,278 | 1,651億円 | 268億円 | 636億円 | — | 82.9% | — |
| 令和2年度 | 353,158 | 1,835億円 | 266億円 | 606億円 | — | 87.0% | — |
| 令和元年度 | 353,908 | 1,510億円 | 273億円 | 632億円 | — | 83.0% | — |
| 平成30年度 | 351,976 | 1,447億円 | 274億円 | 599億円 | — | 81.6% | — |
| 平成29年度 | 348,030 | 1,385億円 | 264億円 | 565億円 | — | 85.2% | — |
| 平成28年度 | 345,149 | 1,431億円 | 264億円 | 555億円 | — | 84.9% | — |
| 平成27年度 | 341,252 | 1,372億円 | 243億円 | 553億円 | — | 83.4% | — |
東京都の人口が近い特別区と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。