東京都豊島区の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
豊島区は東京23区の中央値と比べて、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率が81.7%と3.0ポイント高く、財源に余裕がやや少ない状況です。一方、借金から貯金を引いた額は1人あたり14.0万円のプラスとなっており、同じく中央値がマイナス17.8万円であるのと大きく異なり、総体的には健全な状態を保っています。支出面では道路やまちづくりに1人あたり6.8万円と中央値の4.0万円を上回って投資する一方、教育費は1人あたり5.0万円と中央値の7.4万円を下回っています。人口は2015年度から約14,000人増え、借金は7.0万円から5.2万円に減少しており、財政基盤の拡大と負債削減を同時に進めています。1年間に使ったお金(歳出)
1,497億円
住民1人あたり 50.8万円
借金の残高(地方債)
154億円
1人あたり 5.2万円
貯金の残高(基金)
567億円
1人あたり 19.2万円
財政力指数
—
東京23区は算定されません
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
経常収支比率
81.7%
全国 153位/1741・県内 25位/62(低い順)
同じ規模の中央値 78.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
5.2万円
全国 22位/1741・県内 12位/62(低い順)
同じ規模の中央値 5.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
19.2万円
全国 1056位/1741・県内 35位/62(高い順)
同じ規模の中央値 22.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
36.3%
全国 928位/1741・県内 40位/62(高い順)
同じ規模の中央値 36.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
収入(歳入)の内訳 1,545億円・1人あたり 52.4万円
地方税 23.5%地方譲与税・交付金 33.1%国の補助金 18.2%県の補助金 11.2%借金(地方債) 1.3%寄附金 0.1%その他 12.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 364億円 | 12.3万円 | 23.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 511億円 | 17.3万円 | 33.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 281億円 | 9.5万円 | 18.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 172億円 | 5.8万円 | 11.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 20.7億円 | 7,015円 | 1.3% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.5億円 | 509円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 195億円 | 6.6万円 | 12.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 328億円、法人住民税 0円、固定資産税 0円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
26万円
役所の運営(総務費)
7.4万円
道路・まちづくり(土木費)
6.8万円
教育
5.0万円
健康・ごみ(衛生費)
3.9万円
借金の返済(公債費)
9,078円
商工・観光
5,617円
議会
2,273円
消防・救急
1,644円
労働
282円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 762億円 | 25.9万円 | 25.8万円 | 50.9% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 217億円 | 7.4万円 | 6.3万円 | 14.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 200億円 | 6.8万円 | 4.0万円 | 13.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 148億円 | 5.0万円 | 7.4万円 | 9.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 114億円 | 3.9万円 | 3.9万円 | 7.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 26.7億円 | 9,078円 | 0.5万円 | 1.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 16.5億円 | 5,617円 | 0.9万円 | 1.1% |
| 議会 | 6.7億円 | 2,273円 | 0.2万円 | 0.4% |
| 消防・救急 | 4.8億円 | 1,644円 | 0.4万円 | 0.3% |
| 労働 | 8,317万円 | 282円 | 0.1万円 | 0.1% |
| 農林水産業 | 0円 | 0円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
339億円
1人あたり 11.5万円(中央値 11.2万円)
高齢者(老人福祉費)
93.9億円
1人あたり 3.2万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
174億円
1人あたり 5.9万円(中央値 6.2万円)
生活保護
154億円
1人あたり 5.2万円(中央値 4.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 48.7% が義務的経費です。
人件費
8.8万円
扶助費
15万円
公債費
9,073円
物件費
9.1万円
補助費等
3.4万円
建設事業費
6.4万円
繰出金
3.8万円
積立金
2.9万円
維持補修費
4,837円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 294,644 | 1,497億円 | 154億円 | 567億円 | — | 81.7% | — |
| 令和5年度 | 291,650 | 1,441億円 | 159億円 | 519億円 | — | 79.6% | — |
| 令和4年度 | 288,704 | 1,447億円 | 176億円 | 472億円 | — | 80.6% | — |
| 令和3年度 | 283,342 | 1,437億円 | 201億円 | 420億円 | — | 81.2% | — |
| 令和2年度 | 287,300 | 1,502億円 | 230億円 | 317億円 | — | 85.9% | — |
| 令和元年度 | 290,246 | 1,424億円 | 246億円 | 319億円 | — | 80.9% | — |
| 平成30年度 | 289,508 | 1,283億円 | 216億円 | 431億円 | — | 81.2% | — |
| 平成29年度 | 287,111 | 1,152億円 | 249億円 | 415億円 | — | 79.8% | — |
| 平成28年度 | 284,307 | 1,255億円 | 253億円 | 383億円 | — | 77.8% | — |
| 平成27年度 | 280,639 | 1,356億円 | 197億円 | 343億円 | — | 77.4% | — |
東京都の人口が近い特別区と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。