東京都渋谷区の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
渋谷区は、23区の中で最も自主財源が豊かで、特に住民1人あたりの地方税が29.1万円と中央値の12.3万円の2倍以上となっています。借金が少なく貯金が多いことも特徴で、1人あたりの借金は1.3万円(中央値5.2万円)、貯金は70.8万円(中央値22.5万円)に達しており、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率も67.3%と中央値の78.7%より低く、財政の余裕が見られます。役所運営の費用が1人あたり12.8万円と中央値の6.3万円の2倍となっているほか、職員数も1,000人あたり8.5人と中央値の6.6人より多くなっています。なお2015年度からの推移では、借金が5.7万円から1.3万円に減少し、人口は219,898人から231,402人に増加しています。1年間に使ったお金(歳出)
1,245億円
住民1人あたり 53.8万円
借金の残高(地方債)
29.5億円
1人あたり 1.3万円
貯金の残高(基金)
1,637億円
1人あたり 70.8万円
財政力指数
—
東京23区は算定されません
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
経常収支比率同規模より良い
67.3%
全国 11位/1741・県内 2位/62(低い順)
同じ規模の中央値 78.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
1.3万円
全国 7位/1741・県内 4位/62(低い順)
同じ規模の中央値 5.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
70.8万円
全国 340位/1741・県内 12位/62(高い順)
同じ規模の中央値 22.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
67.1%
全国 37位/1741・県内 2位/62(高い順)
同じ規模の中央値 36.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
収入(歳入)の内訳 1,398億円・1人あたり 60.4万円
地方税 48.1%地方譲与税・交付金 15.5%国の補助金 9.4%県の補助金 8.0%寄附金 1.2%その他 17.7%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 673億円 | 29.1万円 | 48.1% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 217億円 | 9.4万円 | 15.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 132億円 | 5.7万円 | 9.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 112億円 | 4.8万円 | 8.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 16.6億円 | 7,171円 | 1.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 248億円 | 10.7万円 | 17.7% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
15.6億円
渋谷区にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 641億円、法人住民税 0円、固定資産税 0円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
役所の運営(総務費)
13万円
教育
6.9万円
健康・ごみ(衛生費)
4.7万円
道路・まちづくり(土木費)
4.0万円
商工・観光
1.2万円
消防・救急
6,446円
議会
3,287円
借金の返済(公債費)
2,368円
労働
866円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 529億円 | 22.9万円 | 25.8万円 | 42.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 297億円 | 12.8万円 | 6.3万円 | 23.8% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 159億円 | 6.9万円 | 7.4万円 | 12.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 108億円 | 4.7万円 | 3.9万円 | 8.7% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 93.4億円 | 4.0万円 | 4.0万円 | 7.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 28.9億円 | 1.2万円 | 0.9万円 | 2.3% |
| 消防・救急 | 14.9億円 | 6,446円 | 0.4万円 | 1.2% |
| 議会 | 7.6億円 | 3,287円 | 0.2万円 | 0.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 5.5億円 | 2,368円 | 0.5万円 | 0.4% |
| 労働 | 2.0億円 | 866円 | 0.1万円 | 0.2% |
| 農林水産業 | 0円 | 0円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
231億円
1人あたり 10.0万円(中央値 11.2万円)
高齢者(老人福祉費)
85.6億円
1人あたり 3.7万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
146億円
1人あたり 6.3万円(中央値 6.2万円)
生活保護
66.4億円
1人あたり 2.9万円(中央値 4.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 38.2% が義務的経費です。
人件費
8.3万円
扶助費
12万円
公債費
2,368円
物件費
14万円
補助費等
4.0万円
建設事業費
6.9万円
繰出金
3.9万円
積立金
4.6万円
維持補修費
2,749円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 231,402 | 1,245億円 | 29.5億円 | 1,637億円 | — | 67.3% | — |
| 令和5年度 | 230,609 | 1,233億円 | 34.6億円 | 1,532億円 | — | 65.6% | — |
| 令和4年度 | 229,412 | 1,214億円 | 40.5億円 | 1,386億円 | — | 70.5% | — |
| 令和3年度 | 229,013 | 1,119億円 | 47.2億円 | 1,226億円 | — | 69.3% | — |
| 令和2年度 | 230,506 | 1,257億円 | 56.2億円 | 1,117億円 | — | 74.9% | — |
| 令和元年度 | 229,671 | 1,008億円 | 66.1億円 | 1,091億円 | — | 72.9% | — |
| 平成30年度 | 226,594 | 948億円 | 78.5億円 | 960億円 | — | 73.3% | — |
| 平成29年度 | 224,680 | 909億円 | 91.7億円 | 863億円 | — | 73.8% | — |
| 平成28年度 | 222,278 | 834億円 | 107億円 | 802億円 | — | 73.7% | — |
| 平成27年度 | 219,898 | 840億円 | 125億円 | 736億円 | — | 69.3% | — |
東京都の人口が近い特別区と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。