東京都大田区の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
大田区の令和6年度決算は、東京23区の中でも特に財政効率が良い特徴が見られます。住民1人あたりの歳出が44.8万円と中央値の50.8万円を下回り、借金も3.0万円で中央値の5.2万円より少なく、貯金が15.8万円あります。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は78.7%で中央値と同じであり、財政運営は安定しています。福祉や教育などの支出も概ね中央値程度の水準を保ちながら、職員数は1,000人あたり5.5人と効率的で、2015年度から借金を減らし続けています。1年間に使ったお金(歳出)
3,318億円
住民1人あたり 44.8万円
借金の残高(地方債)
219億円
1人あたり 3.0万円
貯金の残高(基金)
1,172億円
1人あたり 15.8万円
財政力指数
—
東京23区は算定されません
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
経常収支比率
78.7%
全国 83位/1741・県内 15位/62(低い順)
同じ規模の中央値 78.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
3.0万円
全国 13位/1741・県内 7位/62(低い順)
同じ規模の中央値 5.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
15.8万円
全国 1171位/1741・県内 40位/62(高い順)
同じ規模の中央値 22.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
34.4%
全国 1010位/1741・県内 44位/62(高い順)
同じ規模の中央値 36.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
収入(歳入)の内訳 3,362億円・1人あたり 45.4万円
地方税 24.3%地方譲与税・交付金 35.1%国の補助金 17.2%県の補助金 11.0%借金(地方債) 2.4%寄附金 0.1%その他 10.0%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 816億円 | 11.0万円 | 24.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 1,180億円 | 15.9万円 | 35.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 578億円 | 7.8万円 | 17.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 368億円 | 5.0万円 | 11.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 80.0億円 | 1.1万円 | 2.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 4.0億円 | 546円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 336億円 | 4.5万円 | 10.0% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.6億円
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地方税の内訳:個人住民税 760億円、法人住民税 0円、固定資産税 0円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
25万円
教育
6.6万円
役所の運営(総務費)
5.1万円
道路・まちづくり(土木費)
3.4万円
健康・ごみ(衛生費)
3.2万円
商工・観光
8,903円
消防・救急
6,365円
借金の返済(公債費)
2,063円
議会
1,502円
労働
142円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 1,831億円 | 24.7万円 | 25.8万円 | 55.2% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 486億円 | 6.6万円 | 7.4万円 | 14.6% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 376億円 | 5.1万円 | 6.3万円 | 11.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 248億円 | 3.4万円 | 4.0万円 | 7.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 236億円 | 3.2万円 | 3.9万円 | 7.1% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 65.9億円 | 8,903円 | 0.9万円 | 2.0% |
| 消防・救急 | 47.1億円 | 6,365円 | 0.4万円 | 1.4% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 15.3億円 | 2,063円 | 0.5万円 | 0.5% |
| 議会 | 11.1億円 | 1,502円 | 0.2万円 | 0.3% |
| 労働 | 1.1億円 | 142円 | 0.1万円 | 0.0% |
| 農林水産業 | 1,750万円 | 24円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
764億円
1人あたり 10.3万円(中央値 11.2万円)
高齢者(老人福祉費)
259億円
1人あたり 3.5万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
459億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.2万円)
生活保護
348億円
1人あたり 4.7万円(中央値 4.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 49.0% が義務的経費です。
人件費
5.7万円
扶助費
16万円
公債費
2,063円
物件費
8.9万円
補助費等
2.8万円
建設事業費
5.8万円
繰出金
3.6万円
積立金
7,888円
維持補修費
7,088円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち東京23区の中央値(23団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 740,519 | 3,318億円 | 219億円 | 1,172億円 | — | 78.7% | — |
| 令和5年度 | 733,634 | 3,123億円 | 152億円 | 1,222億円 | — | 78.6% | — |
| 令和4年度 | 728,425 | 3,013億円 | 149億円 | 1,240億円 | — | 80.0% | — |
| 令和3年度 | 728,703 | 2,994億円 | 149億円 | 1,184億円 | — | 82.5% | — |
| 令和2年度 | 733,672 | 3,483億円 | 162億円 | 1,119億円 | — | 85.3% | — |
| 令和元年度 | 734,493 | 2,755億円 | 180億円 | 1,142億円 | — | 85.9% | — |
| 平成30年度 | 729,534 | 2,765億円 | 205億円 | 1,157億円 | — | 83.3% | — |
| 平成29年度 | 723,341 | 2,450億円 | 235億円 | 1,301億円 | — | 83.1% | — |
| 平成28年度 | 717,295 | 2,502億円 | 273億円 | 1,259億円 | — | 81.1% | — |
| 平成27年度 | 712,057 | 2,416億円 | 313億円 | 1,166億円 | — | 79.7% | — |
東京都の人口が近い特別区と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。