千葉県長南町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
長南町は財政力指数が0.42と同じ規模の町の中央値0.27を大きく上回り、自主財源比率も40.1%と高いなど、自主的に使える財源に恵まれています。一方で、住民1人あたりの貯金は24.1万円と中央値46.5万円の半分以下にとどまっており、蓄えが限定的です。借金も64.9万円に上り、2015年度の50.2万円から増加傾向にあります。毎年の支出の重さを示す経常収支比率は85.3%で、比較対象より良好な水準ですが、今後の人口減少と借金増加への対応が課題となります。1年間に使ったお金(歳出)
58.7億円
住民1人あたり 82.9万円
借金の残高(地方債)
45.9億円
1人あたり 64.9万円
貯金の残高(基金)
17.1億円
1人あたり 24.1万円
財政力指数
0.42
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・千葉県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.42
全国 886位/1718・県内 45位/54(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
85.3%
全国 307位/1741・県内 6位/54(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
64.9万円
全国 1069位/1741・県内 51位/54(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
24.1万円
全国 913位/1741・県内 15位/54(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
40.1%
全国 725位/1741・県内 41位/54(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
31.0%
全国 618位/1718・県内 16位/54(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 63.6億円・1人あたり 90.0万円
地方税 18.6%地方譲与税・交付金 7.6%地方交付税 29.5%国の補助金 10.5%県の補助金 6.5%借金(地方債) 5.7%寄附金 0.8%その他 20.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 11.8億円 | 16.7万円 | 18.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.9億円 | 6.9万円 | 7.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 18.8億円 | 26.6万円 | 29.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 6.7億円 | 9.4万円 | 10.5% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 4.1億円 | 5.8万円 | 6.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 3.7億円 | 5.2万円 | 5.7% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 4,963万円 | 7,015円 | 0.8% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 13.2億円 | 18.7万円 | 20.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3,857万円
長南町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 2.8億円、法人住民税 7,980万円、固定資産税 7.3億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
24万円
福祉(民生費)
17万円
健康・ごみ(衛生費)
6.5万円
農林水産業
6.3万円
教育
6.3万円
災害の復旧
6.2万円
借金の返済(公債費)
6.0万円
道路・まちづくり(土木費)
5.8万円
消防・救急
2.8万円
商工・観光
1.2万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 17.1億円 | 24.2万円 | 19.0万円 | 29.2% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 11.8億円 | 16.7万円 | 22.4万円 | 20.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 4.6億円 | 6.5万円 | 8.8万円 | 7.8% |
| 農林水産業 | 4.5億円 | 6.3万円 | 6.2万円 | 7.6% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 4.5億円 | 6.3万円 | 9.8万円 | 7.6% |
| 災害の復旧 | 4.4億円 | 6.2万円 | 0.2万円 | 7.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 4.2億円 | 6.0万円 | 9.4万円 | 7.2% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 4.1億円 | 5.8万円 | 10.1万円 | 6.9% |
| 消防・救急 | 2.0億円 | 2.8万円 | 3.9万円 | 3.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 8,586万円 | 1.2万円 | 2.7万円 | 1.5% |
| 議会 | 6,130万円 | 8,666円 | 1.0万円 | 1.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
3.1億円
1人あたり 4.4万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
3.8億円
1人あたり 5.4万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
4.9億円
1人あたり 7.0万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 34.4% が義務的経費です。
人件費
15万円
扶助費
7.7万円
公債費
6.0万円
物件費
15万円
補助費等
12万円
建設事業費
8.7万円
繰出金
6.0万円
積立金
5.4万円
維持補修費
1.0万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 7,074 | 58.7億円 | 45.9億円 | 17.1億円 | 0.42 | 85.3% | — |
| 令和5年度 | 7,243 | 55.8億円 | 46.2億円 | 18.4億円 | 0.41 | 84.5% | — |
| 令和4年度 | 7,433 | 62.6億円 | 45.5億円 | 20.2億円 | 0.41 | 81.3% | — |
| 令和3年度 | 7,594 | 57.5億円 | 40.1億円 | 23.0億円 | 0.42 | 77.5% | — |
| 令和2年度 | 7,743 | 60.5億円 | 40.1億円 | 20.4億円 | 0.44 | 82.0% | — |
| 令和元年度 | 7,863 | 47.6億円 | 41.2億円 | 19.0億円 | 0.45 | 84.9% | — |
| 平成30年度 | 8,039 | 44.6億円 | 41.9億円 | 21.2億円 | 0.46 | 86.8% | — |
| 平成29年度 | 8,168 | 46.2億円 | 42.8億円 | 20.3億円 | 0.47 | 86.6% | — |
| 平成28年度 | 8,389 | 57.7億円 | 44.0億円 | 20.0億円 | 0.48 | 84.4% | — |
| 平成27年度 | 8,522 | 43.6億円 | 42.7億円 | 14.7億円 | 0.48 | 72.9% | — |
千葉県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。