千葉県野田市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
野田市は、同規模の市と比べて一人あたりの歳出が39.6万円と低く抑えられており、特に教育費や役所の運営費などで支出を削減しています。財政力指数が0.79と中央値の0.74を上回り、税収面では比較的安定した状況にあります。一方、貯金(基金残高)が一人あたり5.5万円と中央値の10.4万円の半分程度に留まっており、今後の不測の事態への対応余力が限定的です。借金は過去9年間で29.8万円から25.2万円へ着実に減らしており、中長期的な財政改善の姿勢が伺えます。1年間に使ったお金(歳出)
609億円
住民1人あたり 39.6万円
借金の残高(地方債)
387億円
1人あたり 25.2万円
貯金の残高(基金)
85.2億円
1人あたり 5.5万円
財政力指数
0.79
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・千葉県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.79
全国 228位/1718・県内 20位/54(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
95.3%
全国 1355位/1741・県内 38位/54(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
25.2万円
全国 235位/1741・県内 17位/54(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
5.5万円
全国 1661位/1741・県内 46位/54(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
48.8%
全国 330位/1741・県内 22位/54(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
15.5%
全国 1339位/1718・県内 36位/54(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 630億円・1人あたり 41.0万円
地方税 36.9%地方譲与税・交付金 9.9%地方交付税 10.5%国の補助金 19.4%県の補助金 6.6%借金(地方債) 4.7%寄附金 0.4%その他 11.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 232億円 | 15.1万円 | 36.9% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 62.2億円 | 4.1万円 | 9.9% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 66.3億円 | 4.3万円 | 10.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 122億円 | 8.0万円 | 19.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 41.9億円 | 2.7万円 | 6.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 29.4億円 | 1.9万円 | 4.7% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.7億円 | 1,737円 | 0.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 72.8億円 | 4.7万円 | 11.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.4億円
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地方税の内訳:個人住民税 79.0億円、法人住民税 17.6億円、固定資産税 108億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
18万円
教育
4.9万円
役所の運営(総務費)
4.5万円
道路・まちづくり(土木費)
3.3万円
健康・ごみ(衛生費)
3.2万円
借金の返済(公債費)
3.1万円
消防・救急
1.3万円
農林水産業
4,598円
議会
2,293円
商工・観光
2,094円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 283億円 | 18.4万円 | 19.6万円 | 46.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 74.9億円 | 4.9万円 | 5.7万円 | 12.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 69.1億円 | 4.5万円 | 5.8万円 | 11.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 51.1億円 | 3.3万円 | 4.3万円 | 8.4% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 49.8億円 | 3.2万円 | 3.8万円 | 8.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 47.0億円 | 3.1万円 | 3.3万円 | 7.7% |
| 消防・救急 | 19.3億円 | 1.3万円 | 1.5万円 | 3.2% |
| 農林水産業 | 7.1億円 | 4,598円 | 0.6万円 | 1.2% |
| 議会 | 3.5億円 | 2,293円 | 0.3万円 | 0.6% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.2億円 | 2,094円 | 0.8万円 | 0.5% |
| 労働 | 7,333万円 | 478円 | 0.1万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
112億円
1人あたり 7.3万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
46.7億円
1人あたり 3.0万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
89.1億円
1人あたり 5.8万円(中央値 6.3万円)
生活保護
35.3億円
1人あたり 2.3万円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 55.0% が義務的経費です。
人件費
6.6万円
扶助費
12万円
公債費
3.1万円
物件費
7.2万円
補助費等
2.0万円
建設事業費
3.6万円
繰出金
3.7万円
積立金
1.1万円
維持補修費
1,071円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 153,538 | 609億円 | 387億円 | 85.2億円 | 0.79 | 95.3% | — |
| 令和5年度 | 153,815 | 580億円 | 403億円 | 96.5億円 | 0.80 | 93.5% | — |
| 令和4年度 | 153,661 | 593億円 | 421億円 | 91.9億円 | 0.82 | 92.6% | — |
| 令和3年度 | 153,807 | 611億円 | 443億円 | 79.0億円 | 0.84 | 88.9% | — |
| 令和2年度 | 154,140 | 705億円 | 449億円 | 74.4億円 | 0.86 | 93.2% | — |
| 令和元年度 | 154,373 | 498億円 | 452億円 | 74.3億円 | 0.86 | 95.8% | — |
| 平成30年度 | 154,727 | 487億円 | 461億円 | 74.1億円 | 0.86 | 94.1% | — |
| 平成29年度 | 154,784 | 508億円 | 474億円 | 57.3億円 | 0.86 | 94.3% | — |
| 平成28年度 | 155,050 | 508億円 | 465億円 | 58.0億円 | 0.87 | 95.2% | — |
| 平成27年度 | 155,295 | 498億円 | 463億円 | 51.0億円 | 0.87 | 93.9% | — |
千葉県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。