茨城県境町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
境町は同規模の町の中で、ふるさと納税が突出して多く、令和6年度は60億円を受け入れています。このため自主財源比率が67.7%と中央値の45.0%を大きく上回り、財政の自立性が高い状況です。一方、1人あたりの歳出が108.8万円と中央値の45.1万円の2倍以上に達し、特に総務費が1人あたり62.6万円(中央値6.6万円)と極めて大きくなっています。借金は1人あたり43.6万円で中央値より多く、過去9年間でも41.1万円から増加傾向にある一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は88.1%と中央値の91.1%より改善しており、子どもへの支援などの施策に積極的に取り組んでいます。1年間に使ったお金(歳出)
269億円
住民1人あたり 108.8万円
借金の残高(地方債)
108億円
1人あたり 43.6万円
貯金の残高(基金)
43.3億円
1人あたり 17.5万円
財政力指数
0.67
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・茨城県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.67
全国 410位/1718・県内 20位/44(高い順)
同じ規模の中央値 0.63
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
88.1%
全国 494位/1741・県内 4位/44(低い順)
同じ規模の中央値 91.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
43.6万円
全国 675位/1741・県内 26位/44(低い順)
同じ規模の中央値 30.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
17.5万円
全国 1115位/1741・県内 16位/44(高い順)
同じ規模の中央値 13.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
67.7%
全国 34位/1741・県内 2位/44(高い順)
同じ規模の中央値 45.0%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
17.3%
全国 1239位/1718・県内 25位/44(高い順)
同じ規模の中央値 22.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 277億円・1人あたり 112.0万円
地方税 13.6%地方譲与税・交付金 3.9%地方交付税 7.9%国の補助金 13.7%県の補助金 3.2%借金(地方債) 3.5%寄附金 22.3%その他 31.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 37.6億円 | 15.2万円 | 13.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 10.8億円 | 4.4万円 | 3.9% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 21.8億円 | 8.8万円 | 7.9% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 38.0億円 | 15.3万円 | 13.7% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 9.0億円 | 3.6万円 | 3.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 9.8億円 | 4.0万円 | 3.5% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 61.8億円 | 24.9万円 | 22.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 88.4億円 | 35.7万円 | 31.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
60.0億円
境町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 11.8億円、法人住民税 3.2億円、固定資産税 18.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
63万円
福祉(民生費)
18万円
道路・まちづくり(土木費)
8.0万円
教育
4.9万円
商工・観光
3.8万円
借金の返済(公債費)
3.7万円
健康・ごみ(衛生費)
3.2万円
農林水産業
2.7万円
消防・救急
1.6万円
議会
4,203円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 155億円 | 62.6万円 | 6.6万円 | 57.6% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 43.9億円 | 17.7万円 | 16.8万円 | 16.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 19.7億円 | 8.0万円 | 4.1万円 | 7.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 12.1億円 | 4.9万円 | 5.6万円 | 4.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 9.5億円 | 3.8万円 | 0.6万円 | 3.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.3億円 | 3.7万円 | 3.0万円 | 3.4% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 7.9億円 | 3.2万円 | 3.6万円 | 2.9% |
| 農林水産業 | 6.7億円 | 2.7万円 | 0.8万円 | 2.5% |
| 消防・救急 | 4.0億円 | 1.6万円 | 1.7万円 | 1.5% |
| 議会 | 1.0億円 | 4,203円 | 0.4万円 | 0.4% |
| 労働 | 2,279万円 | 920円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
21.7億円
1人あたり 8.8万円(中央値 7.4万円)
高齢者(老人福祉費)
7.3億円
1人あたり 2.9万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
14.8億円
1人あたり 6.0万円(中央値 6.1万円)
生活保護
4,000円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 22.1% が義務的経費です。
人件費
8.0万円
扶助費
12万円
公債費
3.7万円
物件費
15万円
補助費等
24万円
建設事業費
13万円
繰出金
3.7万円
積立金
29万円
維持補修費
774円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 24,769 | 269億円 | 108億円 | 43.3億円 | 0.67 | 88.1% | — |
| 令和5年度 | 24,637 | 336億円 | 107億円 | 40.9億円 | 0.67 | 86.7% | — |
| 令和4年度 | 24,785 | 250億円 | 106億円 | 35.1億円 | 0.67 | 86.9% | — |
| 令和3年度 | 24,927 | 212億円 | 103億円 | 32.5億円 | 0.68 | 84.6% | — |
| 令和2年度 | 25,074 | 215億円 | 100億円 | 28.3億円 | 0.70 | 91.3% | — |
| 令和元年度 | 25,118 | 167億円 | 98.3億円 | 24.7億円 | 0.70 | 92.6% | — |
| 平成30年度 | 25,250 | 206億円 | 97.6億円 | 25.6億円 | 0.69 | 92.2% | — |
| 平成29年度 | 25,319 | 137億円 | 99.3億円 | 19.8億円 | 0.68 | 90.6% | — |
| 平成28年度 | 25,391 | 106億円 | 101億円 | 18.0億円 | 0.68 | 90.8% | — |
| 平成27年度 | 25,477 | 91.2億円 | 105億円 | 13.9億円 | 0.67 | 90.2% | — |
茨城県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。