茨城県大子町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
大子町の財政は、同じ規模の町と比べて借金が多く、貯金が少ないことが最大の特徴です。住民1人あたりの借金は74.2万円で中央値の55.4万円を大きく上回る一方、貯金は24.7万円で中央値の29.4万円を下回っており、差し引きすると49.4万円の赤字となっています。また過去10年で人口が18,609人から14,516人へ減少する中、借金は53.5万円から74.2万円へ増加しており、財政の負担が重くなっています。歳出では借金返済に8.2万円かかるなど、毎年決まって出ていくお金が重く、今後の財政運営には注意が必要です。1年間に使ったお金(歳出)
109億円
住民1人あたり 74.8万円
借金の残高(地方債)
108億円
1人あたり 74.2万円
貯金の残高(基金)
35.9億円
1人あたり 24.7万円
財政力指数
0.32
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・茨城県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.32
全国 1131位/1718・県内 44位/44(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
91.6%
全国 882位/1741・県内 16位/44(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
74.2万円
全国 1183位/1741・県内 44位/44(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
24.7万円
全国 892位/1741・県内 9位/44(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
35.5%
全国 955位/1741・県内 36位/44(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
23.1%
全国 937位/1718・県内 14位/44(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 119億円・1人あたり 82.1万円
地方税 14.8%地方譲与税・交付金 6.4%地方交付税 36.5%国の補助金 10.1%県の補助金 4.7%借金(地方債) 6.7%寄附金 0.7%その他 20.0%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 17.6億円 | 12.1万円 | 14.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 7.7億円 | 5.3万円 | 6.4% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 43.5億円 | 30.0万円 | 36.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 12.1億円 | 8.3万円 | 10.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.6億円 | 3.8万円 | 4.7% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 8.0億円 | 5.5万円 | 6.7% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 8,818万円 | 6,075円 | 0.7% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 23.8億円 | 16.4万円 | 20.0% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
8,413万円
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地方税の内訳:個人住民税 4.9億円、法人住民税 8,324万円、固定資産税 9.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
役所の運営(総務費)
13万円
借金の返済(公債費)
8.2万円
道路・まちづくり(土木費)
7.8万円
健康・ごみ(衛生費)
7.5万円
教育
6.7万円
農林水産業
4.2万円
商工・観光
4.1万円
消防・救急
3.5万円
議会
7,376円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 27.5億円 | 19.0万円 | 19.7万円 | 25.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 18.9億円 | 13.0万円 | 13.3万円 | 17.4% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 11.9億円 | 8.2万円 | 5.7万円 | 10.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 11.4億円 | 7.8万円 | 6.4万円 | 10.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.9億円 | 7.5万円 | 5.6万円 | 10.0% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 9.7億円 | 6.7万円 | 7.4万円 | 8.9% |
| 農林水産業 | 6.1億円 | 4.2万円 | 3.1万円 | 5.6% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 6.0億円 | 4.1万円 | 1.7万円 | 5.5% |
| 消防・救急 | 5.1億円 | 3.5万円 | 2.8万円 | 4.7% |
| 議会 | 1.1億円 | 7,376円 | 0.7万円 | 1.0% |
| 災害の復旧 | 772万円 | 532円 | 0.1万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
6.2億円
1人あたり 4.3万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
9.3億円
1人あたり 6.4万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
12.0億円
1人あたり 8.3万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 44.0% が義務的経費です。
人件費
15万円
扶助費
9.9万円
公債費
8.2万円
物件費
16万円
補助費等
4.6万円
建設事業費
12万円
繰出金
6.4万円
積立金
1.4万円
維持補修費
1.2万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 14,516 | 109億円 | 108億円 | 35.9億円 | 0.32 | 91.6% | — |
| 令和5年度 | 14,952 | 122億円 | 111億円 | 37.2億円 | 0.32 | 91.6% | — |
| 令和4年度 | 15,444 | 117億円 | 113億円 | 36.7億円 | 0.32 | 89.2% | — |
| 令和3年度 | 15,833 | 114億円 | 108億円 | 38.8億円 | 0.32 | 83.3% | — |
| 令和2年度 | 16,251 | 131億円 | 101億円 | 38.8億円 | 0.33 | 89.8% | — |
| 令和元年度 | 16,679 | 96.1億円 | 97.0億円 | 38.3億円 | 0.33 | 88.8% | — |
| 平成30年度 | 17,259 | 88.2億円 | 98.1億円 | 36.7億円 | 0.33 | 87.6% | — |
| 平成29年度 | 17,744 | 94.4億円 | 100億円 | 38.8億円 | 0.33 | 85.9% | — |
| 平成28年度 | 18,165 | 95.0億円 | 101億円 | 37.5億円 | 0.32 | 84.9% | — |
| 平成27年度 | 18,609 | 100億円 | 99.6億円 | 35.7億円 | 0.32 | 84.5% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。