茨城県潮来市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
潮来市は財政力指数が0.48で、同じ規模の市の中央値0.36を上回っており、自主財源に恵まれています。一方、借金は1人あたり35.6万円で、中央値の70.5万円の半分以下に抑えられており、この9年間で41.4万円から減らし続けています。しかし貯金に当たる基金が1人あたり12.0万円と中央値の30.0万円を大きく下回っており、急な支出に対応する余裕が限定的です。毎年決まって出ていくお金の比率は92.5%と中央値93.7%に近く、安定した財政運営が続いています。1年間に使ったお金(歳出)
136億円
住民1人あたり 52.2万円
借金の残高(地方債)
92.7億円
1人あたり 35.6万円
貯金の残高(基金)
31.3億円
1人あたり 12.0万円
財政力指数
0.48
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・茨城県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.48
全国 769位/1718・県内 34位/44(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
92.5%
全国 990位/1741・県内 17位/44(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
35.6万円
全国 488位/1741・県内 15位/44(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
12.0万円
全国 1337位/1741・県内 28位/44(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
35.0%
全国 976位/1741・県内 37位/44(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
12.0%
全国 1512位/1718・県内 37位/44(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 142億円・1人あたり 54.5万円
地方税 22.2%地方譲与税・交付金 8.1%地方交付税 28.1%国の補助金 17.9%県の補助金 6.5%借金(地方債) 4.3%寄附金 2.0%その他 10.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 31.5億円 | 12.1万円 | 22.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 11.5億円 | 4.4万円 | 8.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 39.9億円 | 15.3万円 | 28.1% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 25.5億円 | 9.8万円 | 17.9% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 9.3億円 | 3.6万円 | 6.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 6.2億円 | 2.4万円 | 4.3% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.9億円 | 1.1万円 | 2.0% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 15.4億円 | 5.9万円 | 10.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.7億円
潮来市にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 12.4億円、法人住民税 1.8億円、固定資産税 14.0億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
道路・まちづくり(土木費)
6.7万円
役所の運営(総務費)
6.3万円
健康・ごみ(衛生費)
5.3万円
借金の返済(公債費)
4.9万円
教育
4.6万円
消防・救急
2.3万円
農林水産業
1.4万円
商工・観光
6,772円
議会
4,779円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 50.9億円 | 19.5万円 | 23.7万円 | 37.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 17.5億円 | 6.7万円 | 6.8万円 | 12.8% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 16.5億円 | 6.3万円 | 15.5万円 | 12.1% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 13.9億円 | 5.3万円 | 7.3万円 | 10.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 12.7億円 | 4.9万円 | 8.2万円 | 9.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 12.0億円 | 4.6万円 | 7.3万円 | 8.8% |
| 消防・救急 | 6.0億円 | 2.3万円 | 3.3万円 | 4.4% |
| 農林水産業 | 3.7億円 | 1.4万円 | 3.5万円 | 2.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.8億円 | 6,772円 | 2.3万円 | 1.3% |
| 議会 | 1.2億円 | 4,779円 | 0.6万円 | 0.9% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
18.3億円
1人あたり 7.0万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
9.9億円
1人あたり 3.8万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
16.3億円
1人あたり 6.2万円(中央値 8.1万円)
生活保護
6.4億円
1人あたり 2.4万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 48.8% が義務的経費です。
人件費
8.0万円
扶助費
13万円
公債費
4.9万円
物件費
9.4万円
補助費等
6.5万円
建設事業費
4.2万円
繰出金
4.1万円
積立金
7,751円
維持補修費
3,776円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 26,088 | 136億円 | 92.7億円 | 31.3億円 | 0.48 | 92.5% | — |
| 令和5年度 | 26,555 | 135億円 | 99.0億円 | 32.4億円 | 0.48 | 93.0% | — |
| 令和4年度 | 26,890 | 138億円 | 105億円 | 35.2億円 | 0.48 | 83.9% | — |
| 令和3年度 | 27,279 | 152億円 | 112億円 | 33.5億円 | 0.49 | 82.3% | — |
| 令和2年度 | 27,613 | 169億円 | 114億円 | 25.5億円 | 0.50 | 86.2% | — |
| 令和元年度 | 27,950 | 125億円 | 117億円 | 41.7億円 | 0.51 | 96.4% | — |
| 平成30年度 | 28,370 | 143億円 | 119億円 | 47.1億円 | 0.50 | 94.5% | — |
| 平成29年度 | 28,641 | 122億円 | 118億円 | 62.9億円 | 0.50 | 92.5% | — |
| 平成28年度 | 28,981 | 135億円 | 118億円 | 63.9億円 | 0.49 | 94.7% | — |
| 平成27年度 | 29,232 | 226億円 | 121億円 | 60.3億円 | 0.49 | 91.9% | — |
茨城県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。