福島県飯舘村の財政

村 人口 4,506人 面積 230.13km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
飯舘村の令和6年度決算は、同規模の村と比べて非常に大きな貯金を持つことが最大の特徴です。住民1人あたりの貯金が237.8万円で、中央値の99.5万円を大きく上回っており、借金(50.0万円)が貯金を下回る状態になっています。同時に歳出が1人あたり278.5万円と、中央値の147.0万円のおよそ2倍に達し、特に農林水産業の支出が103.3万円と中央値の10.5万円を圧倒的に上回っています。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率が75.2%で、中央値の86.1%より低いことから、比較的柔軟な財政構造となっています。2015年度から2024年度にかけて人口が6,250人から4,506人へ減少する一方で、1人あたりの借金は66.1万円から50.0万円へ減らしており、財政規模の縮小に対応した返済を進めています。
1年間に使ったお金(歳出)
126億円
住民1人あたり 278.5万円
借金の残高(地方債)
22.5億円
1人あたり 50.0万円
貯金の残高(基金)
107億円
1人あたり 237.8万円
財政力指数
0.25
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・福島県内の順位

財政力指数同規模より良い
0.25
全国 1328位/1718・県内 46位/59(高い順)
同じ規模の中央値 0.21
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率同規模より良い
75.2%
全国 41位/1741・県内 5位/59(低い順)
同じ規模の中央値 86.1%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
50.0万円
全国 800位/1741・県内 20位/59(低い順)
同じ規模の中央値 105.4万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
237.8万円
全国 57位/1741・県内 8位/59(高い順)
同じ規模の中央値 99.5万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より良い
33.4%
全国 1057位/1741・県内 33位/59(高い順)
同じ規模の中央値 29.5%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
129.3%
全国 25位/1718・県内 6位/59(高い順)
同じ規模の中央値 47.5%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 136億円・1人あたり 302.7万円

地方税 4.0%地方譲与税・交付金 1.8%地方交付税 28.1%国の補助金 25.4%県の補助金 10.7%借金(地方債) 0.6%寄附金 0.6%その他 28.8%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
5.4億円12.1万円4.0%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
2.5億円5.4万円1.8%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
38.3億円85.1万円28.1%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
34.6億円76.8万円25.4%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
14.6億円32.4万円10.7%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
8,372万円1.9万円0.6%
寄附金
ふるさと納税など
7,966万円1.8万円0.6%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
39.3億円87.3万円28.8%
ふるさと納税令和6年度の受入額
816万円

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地方税の内訳:個人住民税 1.3億円、法人住民税 3,243万円、固定資産税 3.4億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
農林水産業46.5億円103.3万円10.5万円37.1%
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
36.2億円80.3万円31.9万円28.8%
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
11.0億円24.4万円24.0万円8.8%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
8.2億円18.3万円4.6万円6.6%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
7.2億円16.0万円13.6万円5.7%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
5.6億円12.4万円12.9万円4.4%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
4.5億円10.1万円8.6万円3.6%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
3.6億円8.1万円12.5万円2.9%
消防・救急1.9億円4.2万円5.3万円1.5%
議会7,045万円1.6万円1.8万円0.6%
労働36万円80円0.0万円0.0%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
2.9億円
1人あたり 6.4万円(中央値 7.0万円)
高齢者(老人福祉費)
2.7億円
1人あたり 6.1万円(中央値 6.4万円)
障害者など(社会福祉費)
5.4億円
1人あたり 12.0万円(中央値 9.8万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 14.1% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円100万円200万円300万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
0円100万円200万円300万円400万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
0.200.300.400.502015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
70%75%80%85%90%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

4,5005,0005,5006,0006,5002015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度4,506126億円22.5億円107億円0.2575.2%—
令和5年度4,686180億円25.3億円114億円0.2577.8%—
令和4年度4,824126億円28.0億円133億円0.2776.4%—
令和3年度4,996158億円31.4億円135億円0.2871.7%—
令和2年度5,246164億円34.2億円88.3億円0.3075.0%—
令和元年度5,467119億円35.6億円84.2億円0.3084.8%—
平成30年度5,704160億円37.4億円86.5億円0.3084.6%—
平成29年度5,880177億円39.0億円79.2億円0.2784.6%—
平成28年度6,128103億円40.9億円70.4億円0.2584.0%—
平成27年度6,25083.7億円41.3億円63.0億円0.2275.7%—

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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。