山形県尾花沢市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
尾花沢市の財政は、人口減少の中で支出が同じ規模のまちと比べて1.5倍近くに膨らんでおり、厳しい状況にあります。住民1人あたりの借金は86.9万円で、この9年間に63.5万円から23.4万円増加しており、中央値70.5万円を上回っています。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は90.1%で中央値93.7%より改善していますが、財政調整基金は中央値の14.5%に対し14.5%にとどまっています。ふるさと納税の受入額が16.5億円と中央値の約3倍となっている一方で、職員数や各分野の支出が中央値を大きく上回るなど、支出構造の見直しが課題となっています。1年間に使ったお金(歳出)
168億円
住民1人あたり 123.8万円
借金の残高(地方債)
118億円
1人あたり 86.9万円
貯金の残高(基金)
39.7億円
1人あたり 29.3万円
財政力指数
0.28
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・山形県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.28
全国 1234位/1718・県内 21位/35(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.1%
全国 685位/1741・県内 9位/35(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
86.9万円
全国 1290位/1741・県内 26位/35(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
29.3万円
全国 776位/1741・県内 13位/35(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
37.6%
全国 851位/1741・県内 16位/35(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
14.5%
全国 1379位/1718・県内 26位/35(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 173億円・1人あたり 128.0万円
地方税 9.7%地方譲与税・交付金 3.8%地方交付税 32.6%国の補助金 8.7%県の補助金 7.6%借金(地方債) 9.8%寄附金 9.6%その他 18.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 16.9億円 | 12.5万円 | 9.7% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 6.5億円 | 4.8万円 | 3.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 56.4億円 | 41.7万円 | 32.6% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 15.1億円 | 11.1万円 | 8.7% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 13.1億円 | 9.7万円 | 7.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 16.9億円 | 12.5万円 | 9.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 16.6億円 | 12.3万円 | 9.6% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 31.6億円 | 23.3万円 | 18.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
16.5億円
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地方税の内訳:個人住民税 5.0億円、法人住民税 9,634万円、固定資産税 7.8億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
33万円
福祉(民生費)
21万円
道路・まちづくり(土木費)
14万円
教育
13万円
農林水産業
11万円
借金の返済(公債費)
11万円
健康・ごみ(衛生費)
8.3万円
消防・救急
5.8万円
商工・観光
4.2万円
災害の復旧
1.9万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 44.0億円 | 32.6万円 | 15.5万円 | 26.3% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 28.3億円 | 21.0万円 | 23.7万円 | 16.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 19.3億円 | 14.3万円 | 6.8万円 | 11.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 17.0億円 | 12.6万円 | 7.3万円 | 10.1% |
| 農林水産業 | 15.4億円 | 11.4万円 | 3.5万円 | 9.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 14.4億円 | 10.6万円 | 8.2万円 | 8.6% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 11.2億円 | 8.3万円 | 7.3万円 | 6.7% |
| 消防・救急 | 7.9億円 | 5.8万円 | 3.3万円 | 4.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 5.7億円 | 4.2万円 | 2.3万円 | 3.4% |
| 災害の復旧 | 2.6億円 | 1.9万円 | 0.3万円 | 1.6% |
| 議会 | 1.4億円 | 1.0万円 | 0.6万円 | 0.8% |
| 労働 | 3,633万円 | 2,685円 | 0.1万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
11.0億円
1人あたり 8.1万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
7.3億円
1人あたり 5.4万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
8.6億円
1人あたり 6.4万円(中央値 8.1万円)
生活保護
1.4億円
1人あたり 1.1万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 31.9% が義務的経費です。
人件費
17万円
扶助費
12万円
公債費
11万円
物件費
13万円
補助費等
24万円
建設事業費
13万円
繰出金
7.1万円
積立金
16万円
維持補修費
8.3万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 13,529 | 168億円 | 118億円 | 39.7億円 | 0.28 | 90.1% | — |
| 令和5年度 | 13,996 | 140億円 | 115億円 | 37.3億円 | 0.28 | 89.8% | — |
| 令和4年度 | 14,433 | 144億円 | 119億円 | 32.1億円 | 0.28 | 92.9% | — |
| 令和3年度 | 14,913 | 135億円 | 122億円 | 27.7億円 | 0.29 | 87.7% | — |
| 令和2年度 | 15,350 | 150億円 | 125億円 | 23.6億円 | 0.30 | 92.8% | — |
| 令和元年度 | 15,786 | 120億円 | 128億円 | 23.3億円 | 0.29 | 87.7% | — |
| 平成30年度 | 16,202 | 130億円 | 126億円 | 24.1億円 | 0.29 | 86.8% | — |
| 平成29年度 | 16,589 | 131億円 | 115億円 | 26.7億円 | 0.28 | 87.3% | — |
| 平成28年度 | 17,009 | 117億円 | 110億円 | 30.1億円 | 0.27 | 88.3% | — |
| 平成27年度 | 17,432 | 128億円 | 111億円 | 26.5億円 | 0.26 | 86.1% | — |
尾花沢市の市長と選挙
次の市長選挙
2030年8月11日 任期満了
選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと1,385日。
就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は尾花沢市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。
山形県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。