岩手県岩泉町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
岩泉町の財政は、同じ規模の町と比べて借金が多く、自分で使える財源が限られているのが特徴です。住民1人あたりの借金は143.8万円で、中央値の85.9万円を大きく上回っており、一方で貯金にあたる基金は92.9万円と中央値の46.5万円より充実しています。ただし借金から貯金を差し引いた実質的な負債は50.9万円で、中央値の34.1万円より多い状態です。財政力を示す指数は0.16で中央値の0.27より低く、税収が少ないなか、住民1人あたりの歳出は149.6万円と中央値の104.5万円を大きく超えており、特に借金返済と商工・観光への支出が多くなっています。1年間に使ったお金(歳出)
117億円
住民1人あたり 149.6万円
借金の残高(地方債)
113億円
1人あたり 143.8万円
貯金の残高(基金)
72.9億円
1人あたり 92.9万円
財政力指数
0.16
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・岩手県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.16
全国 1565位/1718・県内 30位/33(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.2%
全国 704位/1741・県内 5位/33(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
143.8万円
全国 1536位/1741・県内 28位/33(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
92.9万円
全国 248位/1741・県内 7位/33(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
24.6%
全国 1521位/1741・県内 29位/33(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
37.1%
全国 448位/1718・県内 9位/33(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 124億円・1人あたり 157.5万円
地方税 6.1%地方譲与税・交付金 3.6%地方交付税 48.1%国の補助金 9.1%県の補助金 4.3%借金(地方債) 10.2%寄附金 3.0%その他 15.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 7.5億円 | 9.6万円 | 6.1% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.5億円 | 5.7万円 | 3.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 59.5億円 | 75.8万円 | 48.1% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 11.3億円 | 14.4万円 | 9.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.3億円 | 6.7万円 | 4.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 12.6億円 | 16.1万円 | 10.2% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.7億円 | 4.8万円 | 3.0% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 19.1億円 | 24.3万円 | 15.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.3億円
岩泉町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 2.3億円、法人住民税 4,323万円、固定資産税 3.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
36万円
福祉(民生費)
23万円
借金の返済(公債費)
22万円
農林水産業
13万円
教育
11万円
商工・観光
11万円
健康・ごみ(衛生費)
10万円
道路・まちづくり(土木費)
9.1万円
消防・救急
7.7万円
災害の復旧
4.0万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 28.6億円 | 36.5万円 | 19.0万円 | 24.4% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 17.8億円 | 22.8万円 | 22.4万円 | 15.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 17.6億円 | 22.5万円 | 9.4万円 | 15.0% |
| 農林水産業 | 10.6億円 | 13.5万円 | 6.2万円 | 9.0% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 9.0億円 | 11.4万円 | 9.8万円 | 7.6% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 8.6億円 | 11.0万円 | 2.7万円 | 7.4% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 8.0億円 | 10.3万円 | 8.8万円 | 6.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 7.1億円 | 9.1万円 | 10.1万円 | 6.1% |
| 消防・救急 | 6.1億円 | 7.7万円 | 3.9万円 | 5.2% |
| 災害の復旧 | 3.1億円 | 4.0万円 | 0.2万円 | 2.6% |
| 議会 | 8,078万円 | 1.0万円 | 1.0万円 | 0.7% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
4.9億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
4.9億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
8.1億円
1人あたり 10.3万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 34.8% が義務的経費です。
人件費
22万円
扶助費
7.9万円
公債費
22万円
物件費
16万円
補助費等
26万円
建設事業費
24万円
繰出金
7.3万円
積立金
15万円
維持補修費
3.3万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 7,843 | 117億円 | 113億円 | 72.9億円 | 0.16 | 90.2% | — |
| 令和5年度 | 8,038 | 109億円 | 118億円 | 66.6億円 | 0.16 | 96.7% | — |
| 令和4年度 | 8,310 | 100.0億円 | 127億円 | 69.2億円 | 0.16 | 91.0% | — |
| 令和3年度 | 8,591 | 108億円 | 138億円 | 64.5億円 | 0.16 | 88.8% | — |
| 令和2年度 | 8,870 | 125億円 | 146億円 | 58.0億円 | 0.16 | 95.9% | — |
| 令和元年度 | 9,158 | 131億円 | 153億円 | 55.2億円 | 0.16 | 90.5% | — |
| 平成30年度 | 9,407 | 176億円 | 157億円 | 48.8億円 | 0.16 | 88.4% | — |
| 平成29年度 | 9,613 | 215億円 | 162億円 | 54.9億円 | 0.15 | 81.7% | — |
| 平成28年度 | 9,842 | 147億円 | 142億円 | 57.3億円 | 0.15 | 77.7% | — |
| 平成27年度 | 10,069 | 150億円 | 134億円 | 73.0億円 | 0.15 | 79.4% | — |
岩手県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。