北海道泊村の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
泊村は、同規模の村の中で極めて特異な財政構造を持っています。最大の特徴は、地方交付税などの自主財源以外の収入が異常に多く、財政力指数が1.39と中央値0.13の10倍以上であるほか、住民1人あたりの税収が163.8万円と中央値の12.6万円の約13倍に達することです。この豊富な財源により、借金は8.0万円と中央値の225.4万円から大幅に削減され、一方で貯金は613.0万円と中央値の199.0万円を大きく上回っています。支出では、商工・観光に1人あたり67.2万円と中央値の13.7万円の約5倍を投じるほか、建設事業費の割合も24.0%と中央値の17.4%より高く、インフラ整備に力を入れています。2015年度から2024年度にかけて、住民1人あたりの借金を27.8万円から8.0万円に大幅に減らしながら、基金を積み増すなど、財政の健全化を進めています。1年間に使ったお金(歳出)
49.8億円
住民1人あたり 350.5万円
借金の残高(地方債)
1.1億円
1人あたり 8.0万円
貯金の残高(基金)
87.1億円
1人あたり 613.0万円
財政力指数
1.39
1以上は普通交付税なし
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・北海道内の順位
財政力指数同規模より良い
1.39
全国 12位/1718・県内 1位/179(高い順)
同じ規模の中央値 0.13
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
52.8%
全国 1位/1741・県内 1位/179(低い順)
同じ規模の中央値 88.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
8.0万円
全国 37位/1741・県内 1位/179(低い順)
同じ規模の中央値 225.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
613.0万円
全国 7位/1741・県内 1位/179(高い順)
同じ規模の中央値 199.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
56.8%
全国 121位/1741・県内 7位/179(高い順)
同じ規模の中央値 25.1%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
226.6%
全国 5位/1718・県内 1位/179(高い順)
同じ規模の中央値 62.7%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 50.1億円・1人あたり 352.8万円
地方税 46.4%地方譲与税・交付金 1.7%地方交付税 0.3%国の補助金 23.6%県の補助金 17.5%寄附金 1.1%その他 9.3%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 23.3億円 | 163.8万円 | 46.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 8,745万円 | 6.2万円 | 1.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 1,567万円 | 1.1万円 | 0.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 11.8億円 | 83.2万円 | 23.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 8.8億円 | 61.9万円 | 17.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 0円 | 0円 | 0.0% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 5,358万円 | 3.8万円 | 1.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 4.7億円 | 32.8万円 | 9.3% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
518万円
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地方税の内訳:個人住民税 7,677万円、法人住民税 2.6億円、固定資産税 19.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
109万円
商工・観光
67万円
道路・まちづくり(土木費)
56万円
福祉(民生費)
47万円
教育
22万円
健康・ごみ(衛生費)
18万円
農林水産業
14万円
消防・救急
11万円
議会
3.5万円
借金の返済(公債費)
2.9万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 15.5億円 | 109.1万円 | 63.2万円 | 31.1% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 9.5億円 | 67.2万円 | 13.7万円 | 19.2% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 7.9億円 | 55.9万円 | 28.0万円 | 16.0% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 6.6億円 | 46.7万円 | 34.1万円 | 13.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 3.1億円 | 22.1万円 | 21.3万円 | 6.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 2.6億円 | 18.3万円 | 21.4万円 | 5.2% |
| 農林水産業 | 2.0億円 | 13.7万円 | 22.3万円 | 3.9% |
| 消防・救急 | 1.5億円 | 10.7万円 | 9.2万円 | 3.1% |
| 議会 | 4,906万円 | 3.5万円 | 3.9万円 | 1.0% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 4,078万円 | 2.9万円 | 25.4万円 | 0.8% |
| その他 | 537万円 | 3,780円 | 0.0万円 | 0.1% |
| 労働 | 9万円 | 63円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
1.2億円
1人あたり 8.2万円(中央値 7.6万円)
高齢者(老人福祉費)
1.7億円
1人あたり 11.7万円(中央値 9.8万円)
障害者など(社会福祉費)
3.8億円
1人あたり 26.8万円(中央値 15.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 17.7% が義務的経費です。
人件費
42万円
扶助費
17万円
公債費
2.9万円
物件費
53万円
補助費等
81万円
建設事業費
84万円
繰出金
3.6万円
積立金
54万円
維持補修費
11万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 1,420 | 49.8億円 | 1.1億円 | 87.1億円 | 1.39 | 52.8% | — |
| 令和5年度 | 1,464 | 41.2億円 | 1.5億円 | 81.1億円 | 1.44 | 47.8% | — |
| 令和4年度 | 1,498 | 49.7億円 | 1.9億円 | 78.0億円 | 1.49 | 44.5% | — |
| 令和3年度 | 1,526 | 51.7億円 | 2.3億円 | 77.3億円 | 1.53 | 46.8% | — |
| 令和2年度 | 1,561 | 45.4億円 | 2.6億円 | 75.1億円 | 1.58 | 39.4% | — |
| 令和元年度 | 1,613 | 41.6億円 | 3.0億円 | 75.5億円 | 1.63 | 39.4% | — |
| 平成30年度 | 1,652 | 38.9億円 | 3.5億円 | 73.4億円 | 1.65 | 41.7% | — |
| 平成29年度 | 1,671 | 40.5億円 | 3.9億円 | 70.1億円 | 1.66 | 42.8% | — |
| 平成28年度 | 1,739 | 42.7億円 | 4.4億円 | 69.5億円 | 1.71 | 42.2% | — |
| 平成27年度 | 1,748 | 36.6億円 | 4.9億円 | 68.4億円 | 1.81 | 40.2% | — |
泊村の村長と選挙
次の村長選挙
任期満了日はまだ分かっていません。
北海道の人口が近い村と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。