北海道旭川市の財政

市 人口 316,183人 面積 747.66km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
旭川市の財政は、同じ規模の市と比べて借金が重く、貯金が少ないことが最大の特徴です。住民1人あたりの借金は52.0万円で中央値の32.2万円を大きく上回り、一方で貯金は4.2万円と中央値7.1万円を下回っています。また、自分たちで集める税金の割合が34.1%と低く、国からの支援に頼る度合いが強いため、毎年の収支は96.2%と中央値94.9%に比べて厳しい状況が続いています。福祉費は1人あたり26.7万円と中央値20.0万円を上回る一方で、人口が2015年度の34万5千人から31万6千人に減少するなか、支出は1人あたり57.8万円と高く、財政運営の課題が増していきます。
1年間に使ったお金(歳出)
1,827億円
住民1人あたり 57.8万円
借金の残高(地方債)
1,643億円
1人あたり 52.0万円
貯金の残高(基金)
133億円
1人あたり 4.2万円
財政力指数
0.53
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・北海道内の順位

財政力指数同規模より注意
0.53
全国 665位/1718・県内 12位/179(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率
96.2%
全国 1441位/1741・県内 162位/179(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
52.0万円
全国 838位/1741・県内 14位/179(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
4.2万円
全国 1704位/1741・県内 179位/179(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より注意
34.1%
全国 1026位/1741・県内 62位/179(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
7.4%
全国 1656位/1718・県内 171位/179(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 1,845億円・1人あたり 58.4万円

地方税 21.7%地方譲与税・交付金 7.4%地方交付税 20.4%国の補助金 24.3%県の補助金 6.9%借金(地方債) 6.9%寄附金 1.9%その他 10.5%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
400億円12.6万円21.7%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
137億円4.3万円7.4%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
377億円11.9万円20.4%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
448億円14.2万円24.3%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
127億円4.0万円6.9%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
128億円4.0万円6.9%
寄附金
ふるさと納税など
35.9億円1.1万円1.9%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
193億円6.1万円10.5%
ふるさと納税令和6年度の受入額
34.8億円

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地方税の内訳:個人住民税 141億円、法人住民税 28.3億円、固定資産税 148億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
844億円26.7万円20.0万円46.2%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
191億円6.0万円5.2万円10.5%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
174億円5.5万円4.2万円9.5%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
173億円5.5万円3.3万円9.5%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
152億円4.8万円3.7万円8.3%
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
141億円4.4万円4.4万円7.7%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
75.2億円2.4万円0.7万円4.1%
消防・救急43.6億円1.4万円1.4万円2.4%
農林水産業25.6億円8,110円0.4万円1.4%
議会6.0億円1,887円0.2万円0.3%
労働1.4億円430円0.1万円0.1%
災害の復旧5,144万円163円0.0万円0.0%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
251億円
1人あたり 7.9万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
142億円
1人あたり 4.5万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
244億円
1人あたり 7.7万円(中央値 6.1万円)
生活保護
206億円
1人あたり 6.5万円(中央値 2.9万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 55.5% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円20万円40万円60万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
0円20万円40万円60万円80万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
0.400.500.600.700.800.902015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
88%90%92%94%96%98%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

31.0万32.0万33.0万34.0万35.0万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度316,1831,827億円1,643億円133億円0.5396.2%—
令和5年度320,4361,824億円1,681億円141億円0.5396.6%—
令和4年度324,1861,884億円1,707億円154億円0.5493.3%—
令和3年度327,9601,857億円1,718億円137億円0.5389.3%—
令和2年度331,3972,000億円1,739億円112億円0.5494.9%—
令和元年度334,0701,595億円1,750億円100億円0.5394.9%—
平成30年度337,3921,552億円1,776億円96.4億円0.5394.9%—
平成29年度340,2111,577億円1,788億円93.1億円0.5295.4%—
平成28年度342,8481,561億円1,804億円112億円0.5193.6%—
平成27年度345,2881,573億円1,825億円115億円0.4992.3%—

旭川市の市長と選挙

次の市長選挙

2029年9月25日 任期満了

選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと1,065日。

就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は旭川市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。

次の選挙の見通し(目安)

約82% 現職が立候補した場合の当選の目安

今津寛介さんがもう一度立候補した場合の、過去の傾向からの目安です。立候補する人がわかったら、候補者ごとの目安に変わります。

当選の目安は、過去の首長選挙 6,157回の結果から、現職かどうか・前回の得票率・期数・候補者の数・前回の立候補だけで計算した統計的な目安です。世論調査や人気投票ではなく、党派・政策・人柄・選挙戦の情勢は入っていません。計算のしかた

前回の市長選挙

2025年9月7日

今津寛介さんが当選(得票率 71.2%・78,884票・候補者 3人)。市長選挙での当選は2回目です。投票率 41.53%。

候補者ごとの得票を見る ↓

就任してからの数字の動き

令和3年度(就任した年度) → 令和6年度

1人あたりの借金 52.4万円 → 52.0万円
1人あたりの貯金 4.2万円 → 4.2万円
経常収支比率 89.3% → 96.2%
財政力指数 0.53 → 0.53

財政の数字は、国の制度や景気、災害なども影響します。首長だけで決まるものではありません。

2025年9月7日の旭川市長選挙の結果

候補者 3人・当日の有権者 271,549人・投票率 41.53%

候補者得票数得票率党派新旧年齢推薦・支持
当選 今津寛介 78,884票 71.2% 無所属現48 推薦:自由民主党北海道支部連合会・公明党旭川総支部
野村パターソン和孝 19,031票 17.2% 無所属新40
石田尚利 12,854票 11.6% 無所属新56

出典:Wikipedia「今津寛介」(CC BY-SA)。正式な結果は旭川市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。

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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。